top of page

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1927年に『存在と時間』が刊行されてから90年を迎える本年、

ハイデガー研究会では『存在と時間』2017と題して

特別シンポジウムを開催する運びとなりました。

刊行から90年、

『存在と時間』については、

これまでじつに多くの論者たちがさまざまに言及を行ってきました。

わが国でも、これまでに刊行された『存在と時間』にかんする論文や研究書は膨大な数にのぼります。

わけても2007年には、秋富克哉・関口浩・的場哲朗編『ハイデッガー『存在と時間』の現在――刊行80周年記念論集』(南窓社)が刊行され、

「成立と途絶」、「哲学知の諸相」、「種々の対決」という三つの局面から『存在と時間』の思想を総括する試みが行われました。

刊行から90年を迎えた今回のシンポジウムでは、

そうしたこれまでの豊かな研究成果に加えて、

近年の新たな研究動向をも踏まえつつ、

専門研究者のみならず、幅広くハイデガーに関心を寄せる者が結集し、

『存在と時間』の意義と制約を

あらためて徹底的に議論しあうことを目指します。

開会記念講演では、わが国のハイデガー研究を代表する方をお招きし、

ハイデガー研究のこれまでとこれからについてお話いただきます。

第Ⅰ部「研究発表」では、一般公募による研究発表を行います。

ハイデガーのみならず、『存在と時間』に関心を寄せる研究者であれば、

基本的にどなたにも発表の機会を設けます。

応募要領の詳細はこちらをご覧ください。

第Ⅱ部「ワークショップ」では、コーディネーターのもと、現在活躍中の精鋭研究者たちが集い、最新の研究テーマをめぐって討議を行います。

第Ⅲ部「シンポジウム『存在と時間』2017」では、

わが国のハイデガー研究・哲学研究で著名な方々をお招きし、

『存在と時間』の意義と制約について、フロアのみなさんと一緒に

徹底的に議論していただきます。

なお、シンポジウム終了後は、懇親会も予定しています。

 

本シンポジウムには、

研究者の方々はもちろん、一般のかたもご参加いただけます。

『存在と時間』を存分に論じ尽す一日。

みなさまぜひご参加ください。

​*

なお、開会記念公演、一般研究発表、ワークショップ、シンポジウムの
全原稿を収録したオンライン・ジャーナル​

Zuspiel(ツーシュピール)
も年内の公開を予定しています。

ご期待ください。


主催:ハイデガー研究会​

​協賛:岩波書店・法政大学出版局・KADOKAWA・講談社

​*

​ポスターのダウンロードはこちら

Heidegger Gesellschaft Tokio

Symposium über

Heideggers Sein und Zeit 2017

Heidegger Association of Tokyo

Symposium on

Heidegger's Being and Time 2017

ハイデガー研究会主催

『存在と時間』刊行90周年

記念シンポジウム

​「ハイデガー『存在と時間』2017」

2017年11月25日(土)

青山学院大学青山キャンパス2号館

*会場が当初告知から変更されていますのでご注意下さい

協賛:岩波書店・法政大学出版局​・KADOKAWA・講談社

プログラム

*一般研究発表者が決定しました(2017/9/24)

 

09:30-10:20 開会記念講演

森一郎(東北大学)

司会:陶久明日香(成城大学)

10:30-11:20 研究発表①

225 高井寛(東京大学)

「私たちは自分が何をしているかを知らない」PDF

司会:小柳美代子(早稲田大学)

226 鈴木優花(慶応義塾大学)

「本来的に話すこと――不安の惹起をめぐって」PDF

司会:関口浩(早稲田大学)

228 安田悠介(東北大学)

「歴史の時間と自然の時間――『存在と時間』の時間論について」PDF 

司会:酒井潔(学習院大学) 

   

11:30-12:20 研究発表②

225    瀧将之(上智大学)

「なぜ「私たちは真理を前提せざるをえない」のか?」PDF

司会:小柳美代子(早稲田大学)

226    木村史人(立正大学)

「『存在と時間』における技術論の射程」PDF

司会:関口浩

228    山中健義(学習院大学)

「ロムバッハの構造存在論における「現象」と「存在」の問題

 ――ロムバッハの前期ハイデッガー解釈に関する一考察――」PDF  

 司会:酒井潔(学習院大学) 

12:20-13:30 昼休み

  

13:30-14:20 研究発表③

225    小村優太 (東京大学)「ハイデガーによる真理論の系譜の再検討

――アヴィセンナからイサク・イスラエリに遡ることは可能か」PDF

                 司会:小柳美代子(早稲田大学)

226    戸谷洋志(大阪大学)「反ハイデガー的転回のあとで

――ヨナスにおけるヒトクローニングへの実存主義的批判」PDF

          司会:関口浩(早稲田大学)

228    大江倫子(首都大学東京)「『存在と時間』の彼方へ―デリダ『ハイデガー』講義の視点から」PDF
              司会:齋藤元紀(高千穂大学)

  14:30-16:20 ワークショップ『存在と時間』の射程

       ①「「ゾルゲ(気遣い・憂愁・ケア)」としての現存在のありかたをめぐって」

                                                                コーディネーター:古荘真敬(東京大学)

                                                              パネリスト:丹木博一(上智大学短期大学部)

     :川口茂雄(甲南大学)

②「意味・解釈・翻訳」をめぐって

                                                                コーディネーター:渡邉和典(学習院大学)

 パネリスト:西山達也(早稲田大学)

      :森田團(西南学院大学)

  

16:30-18:30 シンポジウム『存在と時間』2017

パネリスト:高田珠樹(大阪大学)

    :相楽勉(東洋大学)

       :加藤恵介(神戸山手大学)

      :齋藤元紀(高千穂大学)

   司会:的場哲朗(白鴎大学)

​  参加費:¥1,000 (当日受付でお支払い下さい)

bottom of page